このたび、パスポートの申請をした。コロナ禍で有効期限が切れたためである。約十年ぶりの手続きだったのだが、「こんなに混んでたっけ?」というのが一番の印象。これから手続きをする方々のお役に立てればと思う。まずは結論から。
- とにかく長時間かかる覚悟で
- 東京の場合、都のサイトで混雑状況を確認できる
- 東京の場合、メールアドレスを登録すれば自分の順番の少し前に知らせてくれる
ここからは流れを記す。
(その前に。有効期間が残っている「切替」は全ての都道府県でオンライン申請ができる。自治体によっては新規でも可能なところもあるので要確認。)
まず、手続きをしたのは五月の中旬。申請書は事前に役所で入手したが、外務省のサイトでもダウンロードできるとのこと。
わたしは有楽町で手続きをしたが、東京のパスポートセンターは新宿や池袋などにもある。都のサイトでリアルタイムの混雑状況が分かるので要チェック。同サイトには、時刻が遅くなるほど混雑する傾向があるので午前中がおすすめだと書かれていた(注意書きは随時変わると思われる)。
午前中に東京交通会館の二階に着いた。すでに行列が。まずは整理券を受け取って、その後あらためて申請手続きとなる。整理券をゲットするまでに45分間並んだ。この時間が最もストレスフルだろう。ベビーカーの子どもさんと並ぶ方々も複数。大変だ。
自分の番が回ってきた。カウンターで職員の方が必要書類の確認をしてくれる。となりの申請者は写真のサイズが合っていないとNGを出されていた。つらい……。
ぶじに書類のチェックが終わった。渡された整理券には番号と、QRコードも載っていて希望者はメールアドレスを登録できる。順番のちょっと前にメールが届く仕組み。これで、混雑したセンター内で待たなくても、安心して外に出ていける。
東京交通会館には大型書店が入っているし、都道府県のアンテナショップがいくつもあるので、ここぞとばかりに見て回る。飲食店も賑わっている。さすがにそろそろ時間がつぶせなくなってきたなーと思ったころにメールが来た。順番まであと20名とのこと。整理券を受け取ってから約2時間半が経っていた。
私はここで二階に戻ったが、自分の番号になるまで約30分間待った。なので、同じ階の旅行用品売り場とかをウロウロ。自分の順番がきてからはスムーズで、ぶじに申請が完了。
受領に必要なピンクの紙を渡された。一週間後から可能だそう。印紙が必要と書かれている。
で、約10日後、また交通会館へ向かう。やはり午前中に到着したものの、前回よりも明らかに申請の列が長い! 夏休みが近づいているからだろうか。
受け取りの日に気をつけたいのは、番号札をもらう列に並ぶ前に二階センターそばで印紙を購入しておくこと。せっかく列に並んでいたのに「購入してから並びなおしてください」と言われてしまう受領者を複数見た。ちなみに支払いは現金のみである。
印紙を買う→番号札の列に並ぶ→札を受け取ったあと番号を呼ばれる。自分の番がきたら氏名等を確認するなど、スタッフの方に言われるがままに動くだけ。
これでぶじにパスポートがゲットできた。絶対にオンラインがラクだよなあ。今後は、有効期間内に切替申請をしようと思う。